2017.07.30
独立開業の税務経理のポイント
お客様「サラリーマンを辞めて独立を考えているのですが、税務経理はさっぱりわかりません」
税理士「法人としてスタートするか、個人事業主としてスタートするかどちらかになります」
お客様「どう違うのですか?」
税理士「法人の場合は法人税申告書を提出し、個人事業主の場合は所得税申告書を翌年3月15日までに申告します」
お客様「メリットを教えて下さい」
税理士「利益が出た場合、法人では大きな節税ができます。個人の場合は費用負担が少なく処理が簡単です。利益が出ない場合は節税できます」
お客様「法人のデメリットを教えて下さい」
税理士「法人の場合、登記等の費用負担があります。赤字でも最低約7万円の税金が発生します。もし赤字であれば税金負担が増えます。法人税法で役員報酬の決まりがあります」
お客様「個人事業主のデメリットを教えて下さい」
税理士「利益が出た場合、法人と比べ税金が増加します」
お客様「税金面だけで考えるとどうですか?」
税理士「利益が出た場合、法人の方がいいですね。利益が出ない場合は個人事業主の方がいいですね」
お客様「独立する場合、具体的にはどうしたらいいですか?」
税理士「まず確実に大きな利益がでる場合法人で始めるべきです。それ以外は個人事業者で始めて下さい。利益が出てから法人にして下さい」
お客様「経理はどうすればいいでしょうか?」
税理士「自分で処理するより税理士に任せた方がいいかと思います。経理していても儲けは出ません。経理税務は税理士に任せて儲けることに専念した方がいい かと思います」
大阪市の西川税理士事務所