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2016.02.20

お客様の利益と会社の利益

商売で3方(4方)良しが基本です。

お客様(相手)良し、自分良し、世間良し、(神様良し)が基本です。

お客様良し、自分良しを少し考えたいと思います。

会社の利益はお客様から頂いた売上げから仕入等の支出を引いたものです。

これがマイナスであれば会社がなくなる可能性が高くなります。

自分良しではありません。

お客様の利益とは何か?

お客様が感じた「価値」からお客様が「支払った金額」を引いたものです。

例えば、3,000円のステーキの仕入等が1,200円だとします。

会社の利益は1,800円です。

3,000円のステーキがお客様には3,500円と感じたとします。

お客様は500円得したと思います。これがお客様の利益です。

3,000円のステーキがお客様には2,000円に感じたとします。

お客様の利益は▲1,000円です。お客様良しではありません。

これではお客様が来ません。

お客様がなくなる可能性があります。

価格を下げて会社の利益が少なくなれば会社がなくなる可能性があります。

自分良しではありません。

価格を上げてお客様の感じる「価値」を下げるとお客様がなくなる可能性があります。

お客様良しではありません。

ではどうすればいいか?

お客様が感じる価値である「お客様の利益」をできる限りたくさん上げなければいけません。

これもどうすればいいか?

もし、飲食店であれば、味の追求、サービスの改善、人としての魅力等たくさんのことを少しでもよくしていくこと。

この少しの微差の行動を「自分に負けないで」しているかどうかです。

「自分に負けて」、関係ない楽な事をしていると「お客様の利益」が作れません。

お客様の感じる価値を高める為にはこの微差の追求が必要です。

その微差が大差になりお客様の感じる価値が大きくなるでしょう。

私も独立してからこの微差を徹底しています。

技術向上の為に研修会に参加してます。

お客様に見せる資料も改善してます。

これ以外にもたくさんのことをしております。

この微差が大差になりました。

楽をすれば後悔ばかりだったと思うのですが、「自分に負けない」を意識したので本当に楽しいです。

独立する前と今では全く違います。

今後も大きく前進すると思います。

今後の私の事務所が楽しみです。

 

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